TDK / 等々力の動物病院
Project
OSK/ 東急ステイ大阪本町

東急ステイ大阪本町
ホテル/新築
建築設計 :株式会社UTAC建築設計事務所(基本計画・デザイン監修)
:不二建設株式会社(基本設計、実施設計)
構造設計 :不二建設株式会社
設備設計 :不二建設株式会社
インテリア:株式会社UTAC建築設計事務所
施工 :不二建設株式会社(建築)
:株式会社東急Re・デザイン(FFE)
写真 :東急リゾーツ&ステイ株式会社、株式会社UTAC建築設計事務所
「街としてのホテル、ホテルとしての街」
大阪のオフィス街にある18階建てのホテルの計画。
現代の多様な需要に対応可能な複数の客室タイプを持つホテルとして計画された。プロジェクトコンセプトを「粋都-suito-=特徴的なプログラムが集まって出来るホテル」とし、断面的に3種類の客室空間、2種類の共有空間により構成されている。
「ゲストと街が繋がる共用空間」をテーマとした1階は昔の商家の軒が連なる船場の風景を意識してファサードに長く連続した庇を計画、タイル仕上げのヴォリュームと開口による連続的な構成と相まって外部と内部を緩やかに繋ぐ空間を生み出している。
2-17階の客室スペースは「シンプレス」「スタンダード」「シグネチャー」というテーマで全く異なる客室タイプを展開。「シンプレス」は、家具を統合し、家具のレス化を図ることで小面積でありながら広がりを感じる客室空間を提供。「スタンダード」は中長期滞在型の住まいを感じるインテリアデザイン。「シグネチャー」は高層階の特徴を活かしたスカイリビング=テラスを持つ本計画ならではの特徴的な客室とそれぞれで異なるスタイルとしている。
18階のフロントラウンジは、ダークトーンで仕上げられた開口周り、重心の低い家具レイアウト、映り込みを減らす照明計画により「眺望をインテリアに取り込む空間」をデザインしている。
こうした、複合的なプログラムを統一する為「ストライプ&スパークル」をデザインコードとして設定し、建築からインテリア、家具、ファブリック、サイン計画等スケールを横断して、構成・造形・素材等のデザインへ展開していくことで一つのホテルとして纏め上げた。






























